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ひめじ芸術文化創造会議

公開日時 : 2017年07月24日

第2回座談会のあと、参加者より事務局に寄せられたご意見をご紹介いたします。

ピアノ奏者より

ピアノの機種を揃える

ホールで使用するピアノは、メーカーや機種をある程度揃えていただいたほうが、複数台ピアノによる協奏を行うときに都合がよく(むしろ、バラバラのピアノで協奏すると音が合わない...)、またメンテナンスも楽。ピアノ発注の際には、ぜひ考慮してください。あと、ピアノ保管室の質を下げると、返ってピアノメンテナンスの費用がかかるので、ケチらないで!



衣装デザイナーより

使い勝手の良い衣装室

数年前に仕事で入った兵庫県立芸術文化センターの楽屋には衣装室があり、そこには業務用のアイロンやミシンなどが設置されていて非常に使い勝手が良かった。大きなミュージカルやオペラなどを行うには、現場で衣装の手直しや修復を行うことも少なくないので、同じような設備があると自前でアイロンやミシンを持ち込む必要がなくなるので、大変ありがたい。



デザイナー・舞台制作より

映像撮影設備

劇場の設備として、ビデオカメラを埋め込むことはできないだろうか。舞台のツラにそってレールを設置し、そこをリモコンで走らせるようなロボットカメラなどがあると、本番中にダイナミックな映像が取れる。大きな公演では、チケット代金以外に映像コンテンツ販売も重要な収入源。そこで「姫路の劇場でやると、良い映像が撮れる」というのも、興行主にとっては、姫路で興行を行う理由の一つになるのではないだろうか。



VRコンテンツ

劇場の中の良席(5列目センターなど)に360度カメラを設置して、ネットでリアルタイム配信をする。有料でアクセスできる仕組みを作れば、自宅にいながら公演を体験することができる。しかも同時に良席を何人にでも販売することができる。隣に有名な女優さんが座ってくれるサービスなどもありかもしれないし、この360度の映像は、リアルタイムだけではなく販売用コンテンツとして利用することもできる。



一般男性より

動く歩道

姫路駅からの700m移動の負担を軽減するために、西宮北口駅から西宮ガーデンズに向かう廊下のように動く歩道を設置できないだろうか。屋根を付けて、姫路城の壁や渡櫓を模したデザインにすれば、観光客にとっても良いスポットになるとおもう。

文責
月ヶ瀬 悠次郎

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