役員の活動/『第6回 相談マルシェ』への訪問
公開日時/2025年12月25日

文:上田成昭 
2025年12月24日(水)、姫路市総合福祉会館(姫路市)において、姫路市および認定NPO法人コムサロン21主催による『第6回 相談マルシェ』が開催されました。芸文会議からは、上田成昭幹事が月ヶ瀬悠次郎代表とともに訪れ、会場における聴講およびブース見学を行いました。
2025年12月24日(水)、姫路市総合福祉会館(姫路市)において、姫路市および認定NPO法人コムサロン21主催による『第6回 相談マルシェ』が開催されました。芸文会議からは、上田成昭幹事が月ヶ瀬悠次郎代表とともに訪れ、会場における聴講およびブース見学を行いました。
本行事は、福祉・支援分野における多様な取り組みを紹介し、関係者間の理解促進や交流を図ることを目的として実施されたものです。会場では、行政機関や民間団体による相談対応や活動紹介が行われ、来場者が自由に情報を得られる場が設けられていました。
当日、芸文会議の出席者は、居場所「ぷちたぷち」による取り組み紹介を聴講しました。同団体の活動は、「安心して過ごせる場」「人と繋がれる場」「楽しいと思える場」であることを基本理念として掲げ、利用者が「また来てみたい」と感じられる環境づくりを重視している点が説明されました。
紹介によれば、「ぷちたぷち」では小さな集団単位で活動を行い、利用者がスタッフとの関係を築きながら、他の利用者との交流を徐々に深めていく構成が取られています。体験型のプログラムを通じて、自身の状態を確認し、自己否定感の緩和につなげていく工夫がなされていることが特徴として挙げられました。
また、利用者が自ら可能な役割を担い、活動の運営や場づくりを支える事例も紹介されました。支援を一方的に受ける立場に留まらず、場の一員として関わることが、本人の自信や社会との接点形成につながっている点が具体的に示されました。
説明の締めくくりとして、ひきこもりは固定された人格や属性ではなく「状態」であり、個々のパーソナリティは多様であること、そして適切な環境が整えば、それぞれが力を発揮し得る存在であるとの考えが語られました。この視点は、支援の在り方を考えるうえで重要な示唆を含むものとして受け止められました。
今回の参加を通じて、芸文会議が現在行っている支援の方向性が、「ぷちたぷち」の掲げる理想と大きな乖離がないかを確認する機会となりました。同時に、同団体の目指す居場所の在り方に対し、芸文会議としてどのような「刺激」を与えることができるのかについて意見を交わし、今後の活動において具体的な形で実現していく必要性が共有されました。

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