役員の活動/『秋のミート坊主祭り』への参加
公開日時/2025年12月05日

文:木村章 
2025年11月24日(月)、斑鳩寺・境内(太子町鵤)において開催された『秋のミート坊主祭り』に、木村章幹事が出席し、書道体験ワークショップを担当しました。『ミート坊主』は、子どもから高齢者まで幅広い世代にとってお寺が果たす役割を見つめ直し、若い世代がお寺に関心を持つ契機をつくることを目的として企画されている催しです。若年層が寺院と接点を持つ機会が減少する状況を踏まえ、日常では触れることの少ない文化体験を通して、お寺とのつながりを感じてもらうことを主旨としています。
2025年11月24日(月)、斑鳩寺・境内(太子町鵤)において開催された『秋のミート坊主祭り』に、木村章幹事が出席し、書道体験ワークショップを担当しました。『ミート坊主』は、子どもから高齢者まで幅広い世代にとってお寺が果たす役割を見つめ直し、若い世代がお寺に関心を持つ契機をつくることを目的として企画されている催しです。若年層が寺院と接点を持つ機会が減少する状況を踏まえ、日常では触れることの少ない文化体験を通して、お寺とのつながりを感じてもらうことを主旨としています。
また、若い世代との関係が希薄になっている背景には、僧侶側の課題も指摘されています。説法や法話の場が減少し、地域コミュニティとの関係が弱まる中で、僧侶が本来の役割を果たし、若い世代に活力を届ける必要性が高まっています。仏教が日常生活を豊かにする教えであることを、親しみやすく、時にユーモアを交えて伝える活動として、『ミート坊主』は継続的に取り組みが進められています。
当日は、書道のほかにも多彩な体験企画が用意され、香道、仏画、瞑想ヨガといった各種ワークショップが並行して実施されました。さらに、斑鳩寺・昌楽寺・正明寺の和尚方による法話も行われ、来場者が複数の企画を巡りながら寺院文化に触れられる構成となっていました。
書道体験では、正明寺の小林恵俊住職より事前に複数の漢字をご選出いただき、参加者はその中から一字を選び、唐代の書家・顔真卿の書体を臨書する形式で進行しました。伝統的な書に触れる機会として、参加者が各々の文字と向き合いながら筆を取る姿が見られました。
制作した書は、色紙などで装飾し、参加者自身のオリジナルとなる2026年カレンダーとして仕上げました。書作から表具まで一貫した構成により、作品を完成させる過程で得られる達成感を重視しました。書道に不慣れな参加者も熱心に取り組む姿が印象的であり、創作を楽しむ様子が確認されました。
完成したカレンダーを大切に持ち帰る参加者の姿からは、作品への愛着が生まれていることがうかがえました。筆を使う機会が減少する現代において、伝統文化に触れる場を提供できたことは本企画の意義を示すものであり、寺院文化や来場者との交流を促す機会にもなりました。
本ワークショップを通じ、文化体験を中心とした催しが寺院と地域を結ぶ架け橋となる可能性が改めて確認されました。芸文会議としても、今後多様な文化的取り組みを推進し、寺院が地域に開かれた場として役割を果たせるよう支援を継続していく予定です。

この記事は特別な表記があるものを除いて クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
表記があるものについては、それぞれの権利者にお問い合わせください。