実施レポート/「ぷちたぷち」習字体験講座への講師派遣(3)
公開日時/2024年01月23日

文:月ヶ瀬悠次郎
2024年1月22日(月)、「まちのぷちたぷち」においてひきこもり状態の方を対象とした「習字体験」講座が開催され、当会の木村章幹事が講師として派遣され、月ヶ瀬悠次郎代表・芳賀由紀事務局長・上田成昭幹事がアシスタントとして参加した。
2024年1月22日(月)、まちのぷちたぷち(姫路市呉服町/認定NPO法人コムサロン21内)において"ひきこもり状態の方"を対象とした「習字体験」講座が開催され、当会の木村章幹事が講師として派遣され、月ヶ瀬悠次郎代表・芳賀由紀事務局長・上田成昭幹事がアシスタントとして参加した。

本講座は、認定特定非営利活動法人コムサロン21が運営する姫路市ひきこもり支援推進事業「ぷちたぷち」からの依頼で行われた。「ぷちたぷち」ではひきこもり状態の方の社会復帰のためのサポートを行っており、月に一回程度の体験型講習を実施している。当会からも講師派遣を行っている。

木村幹事による習字体験講座は3回目。今回は、当会らしく文房四宝に関する座学が盛り込まれた。
複数回目の受講者も多く、それぞれに上達した腕を振るい、講座の最後には互いの作品を見せあって楽しんだ。
木村章幹事からのコメント
2024年1月22日、ぷちたぷちにおいて書き初め講座の講師を務めた。
書道体験は今回で3回目。毎回参加される利用者もおられるので、今回は墨にフォーカスした講座にした。
墨の原材料、固形墨と墨液の違い、茶墨と青墨の違いなど墨の簡単な説明の後、墨汁、墨液、習字墨液、メタリック墨を使って各々自由に好きな字や言葉を書いてもらった。紙も作品用の本画宣紙をメインにしたことで書道家の作品作りを少し味えたと思う。
墨と紙と筆と文字の相性で書きにくかったりと参加者は苦戦していたが、皆、素晴らしい作品を書き上げていた。
自分を表現するひとつのヒントになってもらえると嬉しい。また、自分が書くことで他の芸術作品と距離が近づいて欲しいと思った。

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