役員の活動/日韓合同戦没者慰霊法要の配信オペレーション

公開日時 : 2023年11月01日

役員の活動/日韓合同戦没者慰霊法要の配信オペレーション - メインビジュアル

文:月ヶ瀬悠次郎 月ヶ瀬悠次郎

2023年10月23日(月)、戦没者慰霊のために日韓合同で同時法要が行われ、月ヶ瀬悠次郎代表が日本側オペレーションを担当した。

2023年10月23日(月)、戦没者慰霊のために日韓合同で同時法要が行われ、月ヶ瀬悠次郎代表が日本側オペレーションを担当した。

法要の様子/左から林侃道師(姫路市/常福寺住職)、大西龍心師(堺市/観音院住職)
法要の様子/左から林侃道師(姫路市/常福寺住職)、大西龍心師(堺市/観音院住職)

本法要は、日韓併合時代に〝日本兵として〟従軍して亡くなった韓国・朝鮮人を慰霊するため旧暦9月9日の重陽節に合わせて毎年開催されているものである。例年は、韓国の法輪寺ポプリュンサ(京畿道龍仁市)を日本の有志僧侶が訪れ法要が営まれるが、2020年から世界的なコロナウィルス感染症の流行によって、日韓をオンラインで繋いだ同時開催となっている。本年は日本側の僧侶が渡韓することになっていたが、直前になって飛行機の都合で渡韓が叶わず、常福寺(姫路市香寺町)から同時法要を行うこととなった。

中継の様子/左から林侃道(姫路市/常福寺)師、大西龍心(堺市/観音院住職)師
中継の様子/左から林侃道(姫路市/常福寺)師、大西龍心(堺市/観音院住職)師

オンライン配信(YouTube)は韓国・法輪寺側の様子を中心に行われ、また法要後に日本・常福寺をZoomミーティングで繋いだ。

企画の主催は、女優・黒田福美氏。韓国では〝売国奴〟として忌避されている戦没者の名誉を回復するべく長年尽力されている。詳しくはご著書『それでも、私はあきらめない』参照。

法輪寺住職の「仏者として誰かがやらねばならないこと」という考えは、世界中の仏教者が共感できるはずだと私も信じている。


出席者(敬称略)
林侃道師(姫路市/常福寺住職)、大西龍心師(堺市/観音院住職)

月ヶ瀬悠次郎
記事協力
黒田福美氏
法輪寺 九九会
瑞雲山常福寺
当会管理外の著作権
映像/黒田福美氏、法輪寺 九九会

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