文：月ヶ瀬悠次郎

2023年5月9日（火）、宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会（略称／スーパーサンガ）の特別顧問に就任された東大寺前別当狹川さがわ普文ふもん長老を月ヶ瀬悠次郎代表（スーパーサンガ幹事）がスーパーサンガ代表上田尚道師、同事務局長林侃道師、同幹事大西龍心師とともに表敬訪問した。

狹川長老と上田代表との会談は、世界的なコロナウィルス感染症の流行が収束し修学旅行生や外国人観光客の賑わいが戻りつつある東大寺内の総合文化センター（東大寺ミュージアム）にて行われた。

会談では特別顧問委嘱状が上田代表より感謝とともに手渡され、記念撮影が行われた。また、狹川長老から南都仏教独特の様式・手法のことや海外寺院との交流、大寺院ゆえの苦労、ダライ・ラマ法王が大仏殿を参拝された時の裏話など、貴重なお話を伺うことができた。

また、狹川長老とともにダライ・ラマ法王の参拝受け入れに際して尽力された東大寺財務執事森本公穣こうじょう師とも会談し、スーパーサンガ15周年行事にむけての協力を依頼した。