実施レポート/「ぷちたぷち」パステルアート体験講座への講師派遣(2)
公開日時 : 2022年11月29日
文:月ヶ瀬悠次郎
2022年11月22日(火)、飾磨保健福祉サービスセンター(姫路市飾磨区英賀清水町)において"ひきこもり状態の方"を対象とした「パステルアート体験」講座が開催され、当会の高巣恵幹事が講師として派遣され、月ヶ瀬悠次郎代表、上田成昭幹事、伊勢田駿佑幹事らが参加した。
2022年11月22日(火)、飾磨保健福祉サービスセンター(姫路市飾磨区英賀清水町)において"ひきこもり状態の方"を対象とした「パステルアート体験」講座が開催され、当会の高巣恵幹事が講師として派遣され、月ヶ瀬悠次郎代表、上田成昭幹事、伊勢田駿佑幹事らが参加した。
本講座は、認定特定非営利活動法人コムサロン21が運営する姫路市ひきこもり支援推進事業「ぷちたぷち」からの依頼で行われた。「ぷちたぷち」ではひきこもり状態の方の社会復帰のためのサポートを行っており、月に一回程度の体験型講習を実施している。当会からも講師派遣を行っている。
参加者からのコメント
高巣恵 幹事
本日11月22日、ぷちたぷちでのパステルアート体験講座の講師を務めてきました。そのレポートです。
パステルアートとは、絵をやさしい仕上がりにするために粉状に削ったパステルを指に付けて描いていく技法のアートである。指を使うことで脳の活性化や癒し効果も期待され、老若男女問わず楽しむことができるのが特徴だ。
今回で2回目の開催。当日は、利用者8名、保護者1名が参加し、うち8名がパステルアート初体験だった。
今回は前回よりも作品見本を増やし、選択の幅を広げてみた。皆それぞれに自分が描きたい作品見本を選び、説明を熱心に聞きながら黙々と作業を進めた。講師の私も驚くほど皆習得が早く、オリジナルのアレンジに挑戦する参加者もいた。時間が経つのも忘れるほど集中して描き上げた作品はどれも色鮮やかで個性豊かな作品達が並んだ。
完成した作品は来年のカレンダー(半年分)が印刷された台紙に貼って飾れるようにした。参加者にも喜んでもらえていいプレゼントになった。
「絵を描く」ことを通して自己表現したり、他者とコミュニケーションを取ったりすることで、社会復帰していくちょっとした手がかりにはなったと思う。
今回の講座をきっかけに、自己表現する楽しさを一人でも多くの方に発見してもらえたら幸いだ。
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