役員の活動/廣峯神社への正式参拝

公開日時 : 2022年10月16日

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文:月ヶ瀬悠次郎 月ヶ瀬悠次郎

2022年10月12日(水)、神道国際学会の調査のために来姫された同会理事長の三宅善信師に随行し、廣峯神社(姫路市)を訪れた。

2022年10月12日(水)、神道国際学会の調査のため来姫された同会理事長の三宅善信師に随行し、廣峯神社(姫路市)を訪れた。正式参拝の後、幸田精久宮司に神社の縁起、歴史などを伺うことができた。

左から芳賀一也氏、幸田精久宮司、三宅善信師、月ヶ瀬悠次郎代表
左から芳賀一也氏、幸田精久宮司、三宅善信師、月ヶ瀬悠次郎代表

広峯神社は疫神てんのう信仰の重要な拠点であり、京都・奈良の都を訪れる海外からの客人を数日(現代風に言えばウィルスの潜伏期間)滞留させることで流行病を持ち込んでいないか確認するための検疫の役割を果たしていたようだ。

今回の調査に同行したことで、昨今のコロナウィルス感染症の世界的流行に通じる、疫病と防疫の人類史について改めて学ぶ機会となった。(牛頭天王信仰と蘇民将来伝説、および検疫の人類史については、三宅師の著書『風邪見鶏 人類はいかに伝染病と向き合ってきたか』に詳しい。)

なお、廣峯神社とのアポイントメントは当会顧問の芳賀一也氏にご尽力いただいた。また、当会の上田成昭氏が同行し、調査報告用の写真などを撮影した。


出席者(敬称略)
三宅善信(神道国際学会理事長)
芳賀一也(郷土史家、当会顧問)

月ヶ瀬悠次郎
上田成昭
記事協力
廣峯神社
神道国際学会

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