文：月ヶ瀬悠次郎

2022年8月23日（火）、飾磨保健福祉サービスセンター（姫路市飾磨区英賀清水町）において"ひきこもり状態の方"を対象とした音楽体験講座が開催され、当会の伊勢田幹事が講師として派遣され、月ヶ瀬悠次郎代表、上田成昭幹事らが参加した。

本講座は、認定特定非営利活動法人コムサロン21が運営する姫路市ひきこもり支援推進事業「ぷちたぷち」からの依頼で行われた。「ぷちたぷち」ではひきこもり状態の方の社会復帰のためのサポートを行っており、月に一回程度の体験型講習を実施している。当会からも講師派遣を行っている。

参加者らはそれぞれにギターやウクレレなどの弦楽器に触れながら、興味深そうに伊勢田幹事の説明に聞き入っていた。また、後半は簡単なコードの運指を覚えたり、互いに協力して演奏を行ったりといった実演にも積極的に参加し、利用者の個性がそれぞれに発揮された創造的な空間となった。

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参加者からのコメント

高巣恵 幹事

今回も体験者として参加させていただきました。

椅子に並べられた数種類のギターに目を輝かせる利用者さん達がとても印象的でした。

音階やコードの話を真剣に聴いたり伊勢田氏の歌声に拍手をしたりと、前半は講座らしい時間でした。後半は触りたい楽器にチャレンジしたのですが、コードの練習をする人、積極的に質問をしてくる人など各々に音楽を楽しんでいました。気づけば演奏に合わせて歌い始める人、カフォンを叩く人、手拍子をする人、そして試し弾きとは言え演奏後には全員から拍手が起こり、会場が一体となっていくのがとても心地よかったです。

今回は今までで一番参加者も多く、そして何よりもコミュニケーション量の多さに驚きました。音楽には色んな壁を取り払うことができる力があることを改めて実感しました。

私個人的には今二胡にとても関心があるので、今日の会に参加したことで早く練習を始めたいという気持ちに更に火がつきました。

いつか伊勢田氏のギターとセッションできればと思います。

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