令和2年8月のオンライン定例会議
2020年09月16日

文:月ヶ瀬悠次郎
2020年8月26日(水)、オンライン定例会議を開催いたしました。
2020年8月26日(水)に、オンライン定例会議を開催いたしました。

新型コロナウィルス感染拡大防止のために社会的にオンライン会議の環境が整いつつある昨今ですので、「オンラインであれば参加ができる」という方々との交流も視野に入れつつ、月1回のオンライン例会を開催しています。
9月上旬に実施予定の《京都研修旅行》事業・《国際神道セミナー(神道国際学会 主催)WEB配信オペレーション》事業についての確認、および《言語と観光》事業についての進捗報告などが行われました。
実施事業について
京都研修旅行
9月上旬に、京都国立博物館にて開催中の「聖地をたずねて - 西国三十三所の信仰と至宝 -」を訪れます。また、芸能神社で有名な「車折神社」やインバウンド観光のメッカ「嵐山」といった”聖地をたずね”ます。
国際神道セミナーWEB配信オペレーション
文化活動支援事業の一貫として、一昨年にも参加した神道国際学会主催の国際神道セミナー(第24回『神々と伝染病』)において、WEB配信のオペレーションを行います。伊勢田委員を中心として、本会からは3名がスタッフ参加する予定です。
言語と観光
日本文化に詳しい、または感心の強い外国人に協力を仰ぐことなどが検討されました。
その他、ディスカッション
軍事・宗教・花街
行き過ぎたポリコレが問題となっている昨今ですが、それ以前から「軍事・宗教・花街…」のような物については言及を避けるようなムードがありました。軍国主義を広めるための、特定の宗教を広めるための、または公序良俗に反するような文化芸術の展示・公開を企図するものでは有りませんが、「軍事・宗教・花街…」と名が付けば悪とみなして排除するようなことであってはなりません。
資金調達
SIBやCCIのような方法に頼る場合、文化芸術は成果指標を出しにくい事が多い。文化庁の京都移転をきっかけに、このあたりの仕組みも変化していくのではなかろうか。
「一人遊び」研究
コロナ自粛によって人と人との接触が限定された間に、人々がどのように時を過ごしたのか。現代の「一人遊び」について研究しても良いのではないか。ホイジンガー『ホモ・ルーデンス』あたりが参考になるだろうか。
書籍紹介

この記事は特別な表記があるものを除いて クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
表記があるものについては、それぞれの権利者にお問い合わせください。