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丸山印刷株式会社の工場見学会/参加レポート

公開日時 : 2022年06月12日

2022年5月27日(金)、丸山印刷株式会社(兵庫県高砂市)の工場見学会に当会から3名が参加した。

丸山印刷株式会社の工場見学会/参加レポート


展示品の古い活版やリトグラフ(石版画)の版を見せていただいた
展示品の古い活版やリトグラフ(石版画)の版を見せていただいた

2022年5月27日(金)、丸山印刷株式会社(兵庫県高砂市)の工場見学会に当会から3名が参加した。印刷の歴史について、オンデマンド印刷・オフセット印刷や特殊な加工について、機械の仕組みや素材について、初心者にもわかるよう丁寧に説明していただいた。また、最近の制作事例(実物やサンプル)をそれぞれの目的や意図とともにご紹介いただいた。

参加は、印刷物デザインを生業とする月ヶ瀬代表、同人作家経験のある染井幹事、フォトグラファーである上田幹事。また、月ヶ瀬代表の友人であり、ミュージシャン兼デザイナーである加納悠以氏。それぞれに印刷所と関わる仕事や活動に携わりながらも、実際の印刷現場を間近で見た経験は少なく、一同興味深く見学させていただいた。

また、当会で今年度に企画しているいくつかの事業について印刷・スキャン技術の相談を行うことができた。


この工場見学会は数ヶ月に一度開催されており、主にクリエイティブな活動をしている人をターゲットとしたものである。アーティストやクリエイターと綿密に連携することによって他では難しい印刷物に挑むことで通販型の大手印刷会社との差別化を目指しているそうだ。「アーティストのこだわりに応えながら予算や納期などの条件から最適な提案を行う」というのは、歴史と実績のある老舗印刷会社だから可能な仕事である。

文化芸術は、そのアイデアを具現化する技術者の支えが不可欠である。当会では過去に舞台の音響・照明にスポットを当てた企画も行ったが、今後もそのような技術者にも注目していきたい。




染井吉乃幹事よりの報告

特殊な加工を行った販促グッズやショッパーバッグの制作事例などを交えて、印刷物の可能性について語っていただいた
特殊な加工を行った販促グッズやショッパーバッグの制作事例などを交えて、印刷物の可能性について語っていただいた

昔、印刷会社にお世話になった事があり、どんな風に印刷や製本されるのか興味を持って見学に行きました。

オフセット印刷、PP加工、箔押しなど、なじみのあるワードから、初めて耳にする専門用語。各工程の機械のある所を案内していただきました。説明を受けて、こんな印刷方法もあるのだと驚きと感動です。また25倍ルーペで印刷物を見るという体験もさせていただきました。

工場内を見学した後は、印刷物の見本を沢山見せていただきました。カタログの他、ショッパーやボックスなども。印刷へのこだわりや、ショッパーのリボンや組み紐へのこだわり、また機械での作業以外に手作業のお話なども聞いていて大変楽しかったです。

見学を終えて、今まで内容に興味あるなしに関わらず見ていなかった印刷方法や製本の仕方を、自宅にあるものから早速チェックしたくなりました。




上田成昭幹事よりの報告

参加者一同で記念撮影
参加者一同で記念撮影

工場見学では本、パンフレット、ラベル、チラシから選挙の投票用紙まで生活のあらゆる場面で印刷という仕事が関わっていることを知ることができた。印刷機もたくさんの種類があり、ニーズにできる限り応えるための設備投資が行われていた。CMYKの4色でオフセット印刷が成り立っていることは知ってはいたが、ルーペでドット単位で見たのは初めだったのでとても新鮮であった。

実績の紹介では印刷の技術でどのように印象に残すものが作れるかという話がたくさんあり、印刷の技術のみならず制作者の考えを知ることができ、とても有意義な時間となった。


出席者(敬称略)
月ヶ瀬悠次郎  染井吉乃  上田成昭
参加者:加納悠以  他
文責
月ヶ瀬 悠次郎

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