瑞雲山常福寺(姫路市香寺町)施餓鬼会の運営補佐&撮影

公開日時 : 2021年08月25日

瑞雲山常福寺(姫路市香寺町)施餓鬼会の運営補佐&撮影 - メインビジュアル

文:月ヶ瀬悠次郎 月ヶ瀬悠次郎

2021年8月21日(土)、姫路市香寺町の黄檗宗寺院、瑞雲山常福寺にて施餓鬼会(普度勝会)が行われた。当日は月ヶ瀬悠次郎代表以下、幹事の伊勢田駿佑氏、染井吉乃氏、上田成昭氏が参加し、会運営の補佐と動画撮影を行った。

2021年8月21日(土)、姫路市香寺町のおうばく宗寺院、瑞雲山常福寺にて施餓鬼会(普度勝会)が行われた。

雨天のため今年は本堂内で行われた
雨天のため今年は本堂内で行われた

当日は月ヶ瀬悠次郎代表以下、幹事の伊勢田駿佑氏、染井吉乃氏、上田成昭氏が参加し、会運営の補佐と動画撮影を行った。

例年は本堂前庭にて行われる(写真は昨年のもの/月ヶ瀬撮影)
例年は本堂前庭にて行われる(写真は昨年のもの/月ヶ瀬撮影)

瑞雲山常福寺は、長らく無住の状態が続き荒廃していたが、月ヶ瀬代表の友人である林侃道師が3年前より住職として奉職し、寺房および、寺と近隣との精神的交流の再建に努めている。

また、少しずつ復旧しつつある黄檗宗独特の美しい明代中華様式の山門や本堂は、映画やショートフィルムのロケ候補地としても注目され始めている。

当会でも、染井氏を中心としたチームで当地でのショートフィルム企画を検討中である。


参加者からの感想など

伊勢田駿佑幹事

常福寺の撮影は当会幹事の上田成昭氏とチームを組んで行いました。上田氏はプロカメラマンであり、専門外とはいえ、動画についても豊富なアイデアを持っている人物です。天候の都合で暗い堂内での難しい撮影になりましたが、段取りの大切さから現場でのテクニックまで、多くのことを学ぶ機会となりました。

屋内撮影の様子
屋内撮影の様子

撮影した映像は、上田氏にも手伝ってもらいながらプロモーション用のショートムービーとして仕上げる予定です。これまでの反省と経験を活かしつつ、格好良いものに仕上げたいと思います。

今年の参拝者は12〜3人で、林住職によれば昨年のおよそ4倍。FacebookやTwitterで発信を行ったところ、先祖供養の塔婆依頼も昨年の20倍になったとのこと。SNSの活用が重要な時代であることを再確認するとともに、今回制作する動画がどの程度効果をもたらすか、楽しみにしているところでもあります。


上田成昭幹事

常福寺で行われた施餓鬼法要において伊勢田駿佑幹事と動画撮影を行いました。

今回の動画では林住職と常福寺をプロモーションするイメージを持って撮影に臨みました。

施餓鬼法要だけでなく準備される林住職の姿や自然豊かな常福寺の情景を見せられる作品として発表する予定です。作品中には常福寺から聞こえる音を盛り込み魅力的な場所であることをイメージできるように工夫しました。

今回の施餓鬼会では昨年より20倍の卒塔婆の申し込みがあったと伺いその理由としてSNSを活用した発信が効果があったそうです。今回撮影した映像を発信の材料としていただき常福寺に足を運ぶきっかけになればと思っています。


染井吉乃幹事

毎年8月21日に開催される、姫路市香寺町にある瑞雲山常福寺の施餓鬼会。常福寺は黄檗宗のお寺です。楼門の特徴、法要では銅鑼を使用した読経など中国式の宗派。

法要後の記念撮影(当日、法要の手伝いしたスタッフたち)
法要後の記念撮影(当日、法要の手伝いしたスタッフたち)

ひめじ芸術文化創造会議より、代表の月ヶ瀬悠次郎氏、撮影班の上田成昭氏、伊勢田駿佑氏に私、染井吉乃も同行してまいりました。

当日は生憎の天気で、堂内での撮影となりましたが、法要に訪れる人数は年々増えているそうです。

女性は主に、お茶出しの接待や片付けなどを中心に。撮影のお手伝いは出来ませんでしたが、来た時よりも美しく、心を込めて掃除を致しました。

美しい自然の中にある寺院。ロケ地として注目されている中、私、染井の朗読と常福寺のショートフィルム企画も進行中です。


公開された動画


出席者(敬称略)
林侃道(瑞雲山常福寺住職)

月ヶ瀬悠次郎
伊勢田駿佑
染井吉乃
上田成昭
記事協力
瑞雲山常福寺

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