役員の活動/ポッドキャスト「Naomi's Tea Room」出演
公開日時/2026年05月27日

文:月ヶ瀬悠次郎 
2026年5月下旬、編集者・野寺直美氏が配信するポッドキャスト「Naomi's Tea Room」第20回〜第23回に、月ヶ瀬悠次郎代表が連続で出演した。月ヶ瀬代表は同番組にこれまでに複数回出演している。
2026年5月下旬、編集者・野寺直美氏が配信するポッドキャスト「Naomi's Tea Room」第20回〜第24回に、月ヶ瀬悠次郎代表が連続で出演した。月ヶ瀬代表は同番組にこれまでに複数回出演している。
同番組では、野寺氏の関心領域でもある生成AIやテクノロジーに関する話題がたびたび取り上げられており、2026年5月15日(金)収録の第20回『5両編成の2両目から眺める世界』では近況や活動報告に加えて、AIと人間社会をめぐる問題について意見が交わされた。そのなかで、2026年6月10日(水)刊行予定の書籍『AIと人間——知の責任について』(著:三宅善信)について月ヶ瀬代表が紹介したところ、野寺氏が強い関心を示し、より詳しい議論を希望した。
これを受け、月ヶ瀬代表より、当会とも縁の深い著者・金光教春日丘教会教会長・三宅善信師を招いての鼎談形式を提案し、後日あらためて収録が行われた。
鼎談は同月18日(月)に収録され、『神とAIと100年後を生きるための鼎談』として前後編二回構成で公開された。前編(第21回)は同月19日(火)、後編(第22回)は同月27日(水)に公開され、同日に野寺氏による要約記事も掲載された。
前編では、三宅師の新刊『AIと人間——知の責任について』を手掛かりに、宗教とメディア、テクノロジーの関係について議論が交わされた。金光教を含む近代宗教史やメディア変容の問題に触れながら、言語によって分断された人類をAI翻訳技術が再接続していく可能性や、宗教改革と情報技術との関係性、さらにはAIへ「どのような知識を与えるべきか」という倫理的課題など、多面的な論点が展開された。
後編では、AIと責任の問題が中心的なテーマとなった。とりわけ、人間が判断や責任を外部化しようとする傾向や、AIには身体性や死の感覚が存在しないことによって「責任を取る」という概念が成立し得るのかという問題について議論が行われた。また、バチカンにおけるAI倫理への取り組みや、戦争・暴力・知識と責任の関係についても話題が及び、宗教者の立場から現代技術社会をどう捉えるかが論じられた。
今回の鼎談では、生成AIを単なる利便性の問題としてではなく、人間の知・身体・宗教・共同体・責任といった根源的な問題と結びつけて論じた点に特徴があった。芸文会議としても、文化活動や地域社会の実践のなかで、急速に変化する情報環境とどのように向き合い、人間性や共同体性を維持・更新していくかを考える契機となった。
また、前後編を振り返りながらAIの利活用の実態についての対談が行われ、第23回『悠次郎さんとまったりトークの回』として同月28日(木)に公開された。
【関連リンク】
■ 第20回/『5両編成の2両目から眺める世界』
ポッドキャスト:
https://open.spotify.com/episode/0Wubc5QocnqaW2lFgcsavx
■ 第21回/《前編》『神がバラバラにした言語を、AIが繋ぎ直す日に――宗教とメディア、テクノロジー論』
ポッドキャスト:
https://open.spotify.com/episode/7vPZ8cMUEcbQ9s19RfO40M
要約記事:
https://note.com/naomi_nodera/n/n15b26abf2617
■ 第22回/《後編》『AIに責任はとれるのか――バチカン、戦争、そして「知った者の責任」』
ポッドキャスト:
https://open.spotify.com/episode/7KTMdG7nMD04cKamgap3qF
要約記事:
https://note.com/naomi_nodera/n/nfdbe54bb5eed
■ 第23回/『悠次郎さんとまったりトークの回』
ポッドキャスト:
https://open.spotify.com/episode/4wJfoV8xtziJGDqpDF99CS

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