姫路市文化コンベンションセンター(通称:アクリエひめじ)完成記念式典
公開日時 : 2021年07月11日

文:月ヶ瀬悠次郎
2021年7月10日、姫路市文化コンベンションセンター(通称:アクリエひめじ)の完成記念式典が同センター大ホールにて開催され、当会からは月ヶ瀬悠次郎代表と芳賀由紀事務局長が出席した。
2021年7月10日、姫路市文化コンベンションセンター(通称:アクリエひめじ)の完成記念式典が同センター大ホールにて開催され、当会からは月ヶ瀬悠次郎代表と芳賀由紀事務局長が出席した。

清元秀泰姫路市長の式辞に続いて、井戸敏三兵庫県知事、松本剛明衆議院議員、山口壮衆議院議員を始めとした来賓らによる祝辞が述べられ、来賓の紹介が行われた。また、設計にあたった株式会社日建設計および建設にあたった竹中・神崎・平錦特定建設工事共同企業体への感謝状の贈呈が行われた。

姫路市出身の世界的デザイナーであった故・高田賢三氏に名誉市民称号が贈呈され、氏のデザインした大ホールの緞帳が披露された。(大ホールの他、中ホールの緞帳も対になっており、いずれも高田氏の遺作となった)同じく姫路市出身の演歌歌手丘みどり氏による施設紹介を含むビデオメッセージが紹介された。

式典の後半は、ピアニスト仲道郁代氏によるピアノ開きコンサートが行われ、アクリエひめじに設置されたフルコンサートピアノの選定理由の紹介と、2種のピアノの弾き比べが行われた。また地元の中学生(吹奏楽部・コーラス部)による『交響詩ひめじ』の演奏が姫路市文化国際交流財団芸術監督の池辺晋一郎氏の指揮で実演された。いずれも、2000席規模のホールでありながら生演奏を響かせることができるアクリエひめじ大ホールの機能を存分に発揮した好演であった。
式典の出席者は900人程度。2010席の大ホールに、コロナ禍におけるソーシャルディスタンスを考慮しながらも、できるだけ多くの市民・文化人とともに新施設の門出を祝いたい意志が十分に感じられる良い式典であった。
お祝い
発足以来、当会の主眼の一つであった施設の完成が、このように賑やかに迎えられたことを大変喜ばしく思います。担当された市職員や、設計・建設に携わられた方々、また当会に足繁く通ってこの施設について様々な意見を交換してくださった方々に改めて感謝と労いを申し上げます。
完成した素晴らしい器に相応しい芸術の催しが開催され、姫路市や周辺に暮らす人々のみならず世界中に文化の光が照らされるよう、私たちも益々努力してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
市民内覧会が7月25日まで開催されているので、この機会に(マスク・手指消毒などの対策を念入りにした上で)是非足を運んでください。内覧会の日程などについては市のWEBサイトをご覧ください。